フロントだけチューブレス。太田です。
昨日自分のW650のフロントタイヤをチューブレス化しました。
チューブレスにすることでたくさんのメリットがあります。チューブがない分の軽量化、パンク修理のしやすさ、タイヤの選択肢のアップ(いちおうチューブを入れれば使えますが・・)等があります。
耐久性なども気になるところですが、エムズで一番昔の施工が約8年前で今も問題なく走っていますので大丈夫でしょう!
通常はタイヤを交換します。もともと装着しているチューブタイヤでは空気の保持ができないのでチューブレスのタイヤを履きます。
自分の場合はもともとミシュランのパイロットアクティブというチューブレスタイヤにチューブを入れて使っていたので今回はチューブレスキットの施工のみとなりました。
仕組みは単純でスポークの穴を特殊なテープで塞ぎ空気を漏れなくします。
必要があればホイールのつなぎ目の段差を研磨してなだらかにします。
こう書くととっても簡単!誰でも出来そうに思えますが実際はかなり地道な作業が続きます。
まずタイヤを外します。チューブももう使わないので「どうでもいいや〜」と適当にタイヤレバーをツッコみます。
チューブレス化に失敗してチューブを再度つけて帰宅するなどとは考えません。背水の陣で臨みます。
そしてタイヤを外してびっくり。予想以上のアルミの腐食が進んでいました。
さすがに11年たつとリムの内側に広大なアルミの錆が広がっております。
タイヤのビードにも腐食したアルミが食い込んでおりこのタイヤで空気がしっかり保持されるか心配になり、一気にやる気がダウンしました。
しかし背水の陣なので進むしかありません。真鍮ブラシ、サンドペーパーでひたすら研磨し錆とリムの段差を落としていきます。
今回の作業時間はほぼこれです。ひたすら研磨してました。
研磨が終わりましたらシリコンオフ、パーツクリーナーを使いひたすら脱脂です。
脱脂が終わったらドライヤーで乾燥&温めてあげて空気止めのテープの接着を良くしてから特殊テープを張っていきます。

こんな感じでぐるりと一周。ゆっくりじっくりシワができぬよう、センターからずれぬよう、ゆっくりゆっくり貼っていきます。そしてこの上からさらに保護テープを貼り付けます。
貼り付ける時に指で圧着しますがさすがに二周結構な力でグイグイ押していると親指が悲鳴をあげます・・。
これでチューブレス化はおしまい。素早くタイヤを組み少し高めに空気圧を入れてテープを密着させます。
特に空気漏れもなくとりあえず作業は成功のようです。
今夜はリアをやります。錆が少ないことを祈ります
今回得た教訓。チューブレス化は最初のタイヤ交換時がオススメ!
posted by M's Factory at 12:00|
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